【八戸の街と暮らし】スカスカの「ハチノスクエア」1階をどうにかしたい!小さなお店が集まる「賑やかスポット」に変えるアイデア

八戸市の中心街(十三日町・十六日町)に新しくできた15階建てのランドマーク「ハチノスクエア」。

今週のコラム(連載前半)では、1階のお店が入るスペース(約71坪)がずっと空いたままになっている理由についてお話ししてきました。

「広すぎてお店を作るのに何千万円もかかってしまう」
「車をサッと停めて買い出しがしにくい」

といった、お店を出す側(テナントさん)から見てもちょっとハードルが高すぎる現状をお伝えしました。

「じゃあ、このまま中心街の一等地がずっとスカスカのままになっちゃうの…?」

と心配になる方もいるかもしれません。でも、決してそんなことはありません!

連載第3回となる今回は、この広い空間をどうやって「市民にとって便利で楽しく、入ってみたい場所」に変えていくことができるのか、一般のみなさんにも分かりやすくアイデアをご紹介します!

■ アイデア①:大ドンと1つのお店を待つのではなく、「小さなお店」を4〜5個あつめる!

いまの募集の仕方は「約71坪の広〜い部屋を、丸ごと全部使ってくれる大きな会社やチェーン店」を1社だけ探しているような状態です。

でも、今の時代に「何千万円もかけてドカンと大きなお店を出そう!」というお店はなかなか現れません。

そこで発想をガラッと変えてみましょう。

71坪の広いお部屋を壁や仕切りで分けて、「10坪〜15坪くらいの小さなお店が4〜5個集まる場所」にしてしまうのです。

10坪くらいのサイズ感なら、家賃も低く抑えられますし、自分でお店を作るときのお金(初期投資)も小さくて済みます。

「八戸で自分のお店を始めてみたい!」「新しいサービスに挑戦してみたい!」という地元の若い店主さんや起業家さんたちが、無理なく出店できる一番チャレンジしやすい広さなのです。

■ アイデア②:「すぐにお店を出せる状態」を建物側で作っておいてあげる

これまでの募集は、床も壁もエアコンも何もない「コンクリート裸の状態(スケルトン)」で渡され、「あとは自分たちでお金を払って全部作ってね」というスタンスでした。

これだと、いくら家賃が安くなっても、最初にお店を作るためのお金がかかりすぎて誰もお手店を出せなくなってしまいます。

そこで、建物のオーナーさん側で「電気や水道、エアコン、共通の通路などの基礎」を最初から作っておいてあげる(半完成の状態にしておく)ことが大切になります。

そうすれば、お店を出す人は「内装をちょっと可愛く飾るだけ」「調理器具を持ち込むだけ」で、数百万円くらいの少ないお金でお店をスタートできるようになります。

お店を出すハードルがグッと下がれば、日替わりで店主が変わるカフェや、ハンドメイドの雑貨屋さん、地元の美味しいものを売る小規模なお店など、楽しいプレイヤーがたくさん集まってくるようになります!

■ アイデア③:かつての「チーノ」や「みろく横丁」のようなワクワク感をふたたび!

みなさん、かつての「チーノ八戸」の中にあった賑わいや、今もたくさんの人で賑わっている「みろく横丁」を思い出してみてください。

八戸の中心街で私たちが「歩いていて楽しい!」と感じる場所って、いつも大きなひとつのお店ではなく、「小さくて個性的なお店がギッシリ集まっている場所」ではありませんでしたか?

「あっちに面白そうなお店がある!」「次はどんなお店だろう?」とワクワクしながら歩き回れる(回遊できる)ことこそが、中心街の最大の魅力です。

ハチノスクエアの1階が、小さなお店が集まる「インドア型の小さな横丁・マルシェ空間」として生まれ変わったらどうでしょうか。

バスを待つ時間や、街歩きの途中に「ちょっと立ち寄ってみようかな」と思えるような、暖かみと賑わいのある場所が誕生するはずです。

■ これからの楽しみ:次回は「隣にできるホテル」との連携アイデア!

大きな建物(ハード)を作るだけでなく、その中で「どんな風に小さなお店を集めて、みんなで楽しく使うか(ソフト)」という視点に切り替えること。

これが、ハチノスクエアの1階を大変身させる第一歩です。

そして、ハチノスクエアの凄さはこれだけではありません。2026年の秋には、すぐ隣に「リッチモンドホテル」という大きなホテルがオープンします!

明日の【ハチノスクエアの未来②(完結編)】では、このホテルと手を取り合って、八戸を訪れる観光客やビジネス客もワクワクするような「八戸の新しい玄関口」にしていく最終アイデアをお届けします。

ぜひ明日も楽しみにしていてくださいね!

 

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