【 緊急 】
🔔 大地震発生後、すぐに動くべきこと:避難所以外で命と生活を守る7つの行動
この度の地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、一日も早い生活再建を心からお祈り申し上げます。
揺れが収まった後、私たちは「避難所に逃げる」こと以外に、自宅や職場で何をするべきでしょうか。特に八戸圏域では、津波リスクと寒さ対策という二つの課題があります。ここでは、避難所以外で命と資産を守るための具体的な行動をまとめました。
Ⅰ. 安全確保とインフラ確認の3つの行動
1. 火災の連鎖を断つ「初期消火」と「元栓遮断」
揺れが収まっても、電気やガスによる二次災害リスクが残ります。
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初期消火: もし火災が発生した場合は、初期消火を試みてください。ただし、天井に燃え移るなど、自身の安全が確保できない場合はすぐに避難してください。
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ガスの元栓を閉める: プロパンガスの場合、自宅のメーターガス栓やボンベのバルブを閉めましょう。都市ガスの場合も、可能な範囲で元栓を閉め、ガス漏れによる引火を防ぎます。
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ブレーカーを落とす: 停電からの復旧時に起こる**「通電火災」**を防ぐため、自宅のブレーカーを必ず落としてください。
2. 津波リスクの確認と高台への移動判断
沿岸部にいる場合、**「避難所に逃げる」よりも優先度の高い行動が「高台への移動」**です。
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ラジオ・ワンセグで情報収集: 揺れが大きかった場合は、スマホや携帯ラジオで津波警報・注意報の発表を確認し、自治体の避難指示を待ちましょう。
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垂直避難・水平避難: 津波警報が出た場合、避難所を目指す前に、まずは自宅や職場から最も近い高台へ移動するか、鉄筋コンクリート造の頑丈な建物の3階以上へ垂直避難してください。
3. 家族と安否確認の連絡手段を統一する
電話回線はすぐにパンクします。事前に決めたルールに従って連絡を取りましょう。
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**災害用伝言ダイヤル(171)**や、災害用伝言板(Web)を活用して安否情報を残します。
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連絡手段の優先順位: 電話(音声)→ SMS(ショートメール)→ LINEなどのメッセージアプリ → SNS(X/Twitterなど)の順で試します。通信負荷の低いメッセージアプリを優先してください。
Ⅱ. 生活再建と次の備えのための4つの行動
4. 家屋損傷のチェックと危険区域の特定
自宅に戻った場合、二次被害を防ぐためのチェックリストです。
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ガスの臭い: ガス漏れの臭いがする場合は、換気扇を回さず、窓を少し開けてすぐに屋外へ退避してください。
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建物の歪み: 基礎のひび割れ、壁や柱の傾き、ドアや窓の開閉不良がないか確認します。特に旧耐震基準の建物は危険性が高いため、無理に戻らない判断も必要です。
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家具の固定確認: 転倒しかけている家具は、余震で倒れる前に安全な場所に移動させるか、ロープで固定しましょう。
5. 「命の備蓄」から「生活の備蓄」へ切り替える
避難所生活や自宅での待機が数日に及ぶ可能性に備えます。
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水の確保: 飲料水だけでなく、トイレや衛生維持に必要な生活用水を確保します(風呂の残り湯、雨水タンクなど)。
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食料の優先順位: 電気・ガスを使わずに食べられるものを優先して取り出し、調理が必要なものは後に回しましょう。
6. 寒さ対策と防寒具の確保
八戸圏域は冬場の地震が多く、低体温症のリスクが非常に高い地域です。
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重ね着の徹底: 自宅に留まる場合でも、靴下、帽子、手袋などで「体温を逃がさない」重ね着を徹底してください。
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暖房器具の点検: 暖房器具を使用する際は、燃料漏れがないか確認し、周囲に燃えやすいものがないか、換気ができるかを確認してから使用してください。
7. 保険証券と貴重品のデジタル化
生活再建に必須となる情報を、いつでも取り出せる状態にしておきましょう。
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貴重品バッグの用意: 現金、身分証明書、保険証、常備薬などを入れた**「一次持ち出しバッグ」**を玄関近くに置いておきます。
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重要書類のスマホ撮影: 火災保険・地震保険の証券番号、マイナンバーカード、運転免許証などをスマートフォンで撮影し、クラウドや別の端末に保存しておくと、万が一バッグを紛失しても再建のスタートを早く切れます。
最後に
揺れが収まった後も、私たちはまだ非常事態の中にいます。パニックにならず、今いる場所で最も安全を確保できる行動を選び、命を守ってください。














